ロバート・ゼメキス Robert Zemeckis | |||||||||||||||||||
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2015年、第28回東京国際映画祭にて | |||||||||||||||||||
本名 | ロバート・リー・ゼメキス | ||||||||||||||||||
生年月日 | 1952年5月14日(71歳) | ||||||||||||||||||
出生地 | アメリカ合衆国イリノイ州シカゴ | ||||||||||||||||||
国籍 | アメリカ合衆国 | ||||||||||||||||||
職業 | 映画監督、脚本家 | ||||||||||||||||||
ジャンル | 映画、アニメーション | ||||||||||||||||||
活動期間 | 1972年 - | ||||||||||||||||||
配偶者 |
メアリー・エレン・トレイナー(1980年 - 2000年) Leslie Harter Zemeckis(2001年 - ) | ||||||||||||||||||
主な作品 | |||||||||||||||||||
『ユーズド・カー』 『ロマンシング・ストーン 秘宝の谷』 『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズ 『ロジャー・ラビット』 『永遠に美しく…』 『フォレスト・ガンプ/一期一会』 『コンタクト』 『ホワット・ライズ・ビニース』 『キャスト・アウェイ』 『ポーラー・エクスプレス』 『ベオウルフ/呪われし勇者』 『フライト』 『ザ・ウォーク』 『マリアンヌ』 | |||||||||||||||||||
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ロバート・リー・ゼメキス(Robert Lee Zemeckis、1952年5月14日 - ) は、アメリカの映画監督、脚本家。1985年、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のヒットで監督として名をあげ、1994年の『フォレスト・ガンプ/一期一会』では、アカデミー作品賞・監督賞を受賞した。
2000年公開の『キャスト・アウェイ』以降、実写作品からは遠ざかり、3D:CGアニメーション映画に力を注いできたが、『フライト』で13年ぶりに実写作品に復帰した。
イリノイ州・シカゴ出身。高校時代から8mmで映画を撮り始める。イリノイ大学から南カリフォルニア大学(USC)に編入し、1973年に卒業した。
学生時代に監督した『Field of Honor』が学生アカデミー賞を受賞し、スティーヴン・スピルバーグから注目される。その後、大学の先輩であったジョン・ミリアスの仲介もあり、スピルバーグ監督作品の『1941』の脚本を、大学の同級生ボブ・ゲイルと共に執筆した。
1978年に『抱きしめたい』で監督デビューを果たすが、興行的成功には至らなかった。その後、ゲイルと共にタイムトラベルをテーマとしたSF映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』を構想するが、監督二作目となる『ユーズド・カー』も興行的に失敗したことから暗礁に乗り上げていた。
しかし、1984年公開の監督作品『ロマンシング・ストーン 秘宝の谷』が興行的に成功を収めたことによってハリウッドの製作会社から注目されるようになり、遂に『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の製作に漕ぎつける。スピルバーグを製作総指揮に迎えた本作は、公開された1985年の全世界興行収入ランキングで一位になるという記録的ヒットとなった上にシリーズ化もされ、映画史に残る作品となった。また、本作でゲイルと共にアカデミー脚本賞にもノミネートされた。
1988年に公開された『ロジャーラビット』では、『レインマン』に次ぐ全世界での年間興行成績を記録し、アカデミー賞でも技術部門で多数の賞を獲得した。1994年の『フォレスト・ガンプ/一期一会』では、アカデミー監督賞を受賞し、作品も作品賞を含む6部門に輝いた。しかし、2000年の『キャスト・アウェイ』を最後に実写映画の監督から暫く遠ざかっていた。
2012年、『フライト』で実写映画の監督に復帰する。
何気ないシーンにCGやVFXを駆使する事の多い監督であり、『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2』での未来のマーティー一家のシーンや『フォレスト・ガンプ/一期一会』でのジョン・F・ケネディやジョン・レノンらとの共演シーン等、観客がそれと気付かないようなシーンで視覚効果を施している。
一方で、「映画は劇場で公開されたものが完全なもので、過去の作品を最新のVFXで修正したり、シーンを追加する修正を施すことは全く理解できない」としており、自身の作品は公開後、一切手を加えていない。
また、『ロジャー・ラビット』のようにトゥーンキャラと、現実の登場人物の両方が違和感なく存在する世界観を構築するなど、常に自作に最新の映像テクニックを組み入れようとする姿勢で、VFXファンの高い支持を得ている。近年では3DCGの可能性を追求しており、『ポーラー・エクスプレス』や『ベオウルフ/呪われし勇者』といった近作にその傾向が見られる。
1984年の『ロマンシング・ストーン 秘宝の谷』以降、監督する全ての劇場公開作品の音楽を、アラン・シルヴェストリが担当している。