| ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
マンチェスター・シティでのグリーリッシュ(2023年) | ||||||
名前 | ||||||
本名 |
ジャック・ピーター・グリーリッシュ Jack Peter Grealish | |||||
ラテン文字 | Jack Grealish | |||||
基本情報 | ||||||
国籍 |
イングランド アイルランド | |||||
生年月日 | 1995年9月10日(28歳) | |||||
出身地 | イングランド・バーミンガム | |||||
身長 | 175cm | |||||
体重 | 78kg | |||||
選手情報 | ||||||
在籍チーム | マンチェスター・シティ | |||||
ポジション | MF (LWG・OMF) | |||||
背番号 | 10 | |||||
利き足 | 右足 | |||||
ユース | ||||||
2001-2013 | アストン・ヴィラ | |||||
クラブ1 | ||||||
年 | クラブ | 出場 | (得点) | |||
2012-2021 | アストン・ヴィラ | 185 | (29) | |||
2013-2014 | → ノッツ・カウンティ (loan) | 37 | (5) | |||
2021- | マンチェスター・シティ | 64 | (11) | |||
代表歴2 | ||||||
2011-2012 | アイルランド U-17 | 7 | (3) | |||
2012-2013 | アイルランド U-18 | 6 | (2) | |||
2013-2014 | アイルランド U-21 | 6 | (1) | |||
2016–2017 | イングランド U-21 | 7 | (2) | |||
2020- | イングランド | 35 | (2) | |||
1. 国内リーグ戦に限る。2023年12月27日現在。 2. 2023年12月27日現在。 ■テンプレート(■ノート ■解説)■サッカー選手pj |
ジャック・ピーター・グリーリッシュ(Jack Peter Grealish, 1995年9月10日 - )は、イングランド・ウェスト・ミッドランズ・バーミンガム出身のサッカー選手。プレミアリーグ・マンチェスター・シティ所属。イングランド代表。ポジションはミッドフィールダー。
ウェスト・ミッドランズ・バーミンガム出身のグリーリッシュは、6歳の時に地元のアストン・ヴィラのアカデミーに入団し、ユースチームを経て2011年に16歳でトップチームに昇格。2012年3月のプレミアリーグでのチェルシー戦でプロデビューした。
2013-14シーズンは下部リーグのノッツ・カウンティにレンタル移籍。背番号7番を背負い、37試合に出場し5ゴールを記録。
2014-15シーズンにヴィラに復帰。シーズン途中に監督がポール・ランバートからティム・シャーウッドに交代してから頭角を表し、苦しいチーム状況の中奮闘を続け、ヴィラのプレミアリーグ残留に貢献。一方チームはFAカップ戦では快進撃を展開し、グリーリッシュは決勝戦にも出場した。
2015-16シーズンは、9月13日のレスター・シティ戦で、プロ入り初ゴールを決めた。11月21日、プレミアリーグ第13節にてエヴァートンに敗れた後、マンチェスターのナイトクラブにて夜遊びしている姿が報道される。これを受けて、アストン・ヴィラはグリーリッシュをセカンドチームに降格させた。12月8日よりトップチームの練習へ復帰している。このシーズン、アストン・ヴィラは3勝27敗8分けという成績で1987-88シーズン以来の2部降格という結果に終わった。
2016-17シーズン、2部でのシーズンとなった9月にホテルで騒ぎを起こしていたことが発覚。リザーブチームへの追放が発表され、3試合の欠場が決定した。復帰後は再びスタメンとして試合に出場。結果、シーズン13位でフィニッシュし、グリーリッシュは31試合5ゴール5アシストでシーズンを終えた。
2017-18シーズンより、ジョルダン・アイェウ退団以降空き番号であった背番号10番を着用。さらには、元イングランド代表DFジョン・テリーが加入し、メンタル面が大きく成長。このシーズンは怪我の影響で27試合の出場に留まるも、3ゴール5アシストを記録。このシーズン、アストン・ヴィラはプレーオフ圏内の4位で昇格プレーオフに進出した。プレーオフ準決勝ミドルスブラ戦1stレグではコーナーキックから貴重な先制点をアシストし、デュエル勝利数は20を記録するなど活躍し、2ndレグでもピッチ上を駆け回り、2戦合計1-0で決勝進出を決めた。シーズン終了時には、トッテナム・ホットスパー、マンチェスター・ユナイテッド、リヴァプール、チェルシーなど強豪クラブがグリーリッシュの獲得に乗り出した。この時アストン・ヴィラは、財政的に苦しく放出もやむなしかと報じられた。しかし、7月の中旬にエジプトの大富豪ナーセフ・サウィーリス、トニー・シャーという共同オーナーが誕生し、グリーリッシュらほとんどの主力選手が残留し、2023年夏まで契約を延長した。
2018-19シーズンは怪我によって3ヶ月ほど離脱するも、3月2日のダービー・カウンティ戦で復帰した。この試合では初めてキャプテンを務め、前半アディショナルタイム、グレン・ウィーランが蹴ったコーナーキックのボールをダイレクトで右足を振りぬき、元イングランド代表GKであるスコット・カーソンも反応できないゴールを叩き込んだ。なお試合はそのまま4-0でアストン・ヴィラが勝利。その後、3月10日のバーミンガム・シティとのダービーマッチにおいてピッチに侵入した相手チームのファンに背後から殴られ、その後侵入したファンは逮捕されるという事件が起こった。しかし、その後グリーリッシュ自身の得点によりアストン・ヴィラが勝利した。シーズン5位ながら昇格プレーオフで4位ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオンを、決勝で6位ダービー・カウンティを撃破し、キャプテンとして4シーズンぶりのプレミアリーグ復帰に導いた。このシーズン、グリーリッシュとのコンビでゴールを25ゴールを決めたタミー・アブラハムと共にリーグのベストイレブンに選出された。シーズン後、またしてもトッテナム・ホットスパーからオファーを受けるも、ヴィラ愛を貫くグリーリッシュは交渉を拒んでいると報じられた。
2019-20シーズンも主将としてプレミアリーグ残留に貢献。リーグ戦で8ゴール6アシスト(EFLカップでは2ゴール2アシスト)を記録するなど、マンチェスター・ユナイテッド、アーセナルなどからの関心が報道された。
2020-21シーズン開幕間もない9月15日、「My city. My club. My home. 」とツイートしクラブとの契約を2025年まで延長。同日夜に行われたリーグカップ2次ラウンドのバートン戦では88分に決勝点を挙げる活躍をした。同シーズンのリーグ戦出場は26試合ながら、12アシストを決める活躍を見せた。
2021年8月5日、マンチェスター・シティと契約を結んだことが発表された。契約期間は2027年までの6年間で背番号はセルヒオ・アグエロが着用していた10番。移籍金は当時の英国史上最高額となる1億ポンドと報じられた。8月21日、第2節のノリッジ・シティ戦で移籍後初ゴールを決めた。
2022-23シーズンは2022 FIFAワールドカップによるリーグ戦中断明けから調子を上げ、首位攻防戦となった2月15日のアーセナル戦では決勝点をマークした。
イングランド生まれながら、祖父母がアイルランド出身だった関係で、ユース世代はアイルランド代表でプレーしてきたが、2015年9月にイングランド代表入りを目指すことを表明した。 2016年5月に初めてU-21イングランド代表に選出され、2016年のトゥーロン国際大会にて優勝に貢献。
2020年8月31日、イングランド代表に初招集されると、9月8日にネーションズリーグのデンマーク戦で代表初出場を果たした。
2021年6月、EURO 2020では、グループリーグ第2戦で途中出場、第3戦のチェコ戦では先発起用されると、クロスでスターリングの決勝点をアシスト、決勝トーナメント進出に貢献、決勝トーナメント1回戦のドイツ戦では途中出場、1点目のゴールの起点となると、勝利を決定的なものとするハリー・ケインのダメ押しゴールをアシストしてチームに貢献した。
2022-23シーズン終了時点
クラブ | シーズン | リーグ | カップ | リーグカップ | 国際大会 | その他 | 通算 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ディビジョン | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | ||
アストン・ヴィラ | 2011-12 | プレミアリーグ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | — | — | 0 | 0 | ||
2012-13 | プレミアリーグ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | — | — | 0 | 0 | |||
2013-14 | プレミアリーグ | 1 | 0 | — | 0 | 0 | — | — | 1 | 0 | ||||
2014-15 | プレミアリーグ | 17 | 0 | 6 | 0 | 1 | 0 | — | — | 24 | 0 | |||
2015-16 | プレミアリーグ | 16 | 1 | 2 | 0 | 3 | 0 | — | — | 21 | 1 | |||
2016-17 | チャンピオンシップ | 31 | 5 | 1 | 0 | 1 | 0 | — | — | 33 | 5 | |||
2017-18 | チャンピオンシップ | 27 | 3 | 1 | 0 | 0 | 0 | — | 3 | 0 | 31 | 3 | ||
2018-19 | チャンピオンシップ | 31 | 6 | 0 | 0 | 1 | 0 | — | 3 | 0 | 35 | 6 | ||
2019-20 | プレミアリーグ | 36 | 8 | 0 | 0 | 5 | 2 | — | — | 41 | 10 | |||
2020-21 | プレミアリーグ | 26 | 6 | 0 | 0 | 1 | 1 | — | — | 27 | 7 | |||
通算 | 185 | 29 | 10 | 0 | 12 | 3 | 0 | 0 | 6 | 0 | 213 | 32 | ||
ノッツ・カウンティ (loan) | 2013-14 | リーグ1 | 37 | 5 | 1 | 0 | — | — | 1 | 0 | 39 | 5 | ||
マンチェスター・シティ | 2021-22 | プレミアリーグ | 26 | 3 | 4 | 2 | 1 | 0 | 7 | 1 | 1 | 0 | 39 | 6 |
2022-23 | プレミアリーグ | 28 | 5 | 5 | 0 | 3 | 0 | 13 | 0 | 1 | 0 | 50 | 5 | |
通算 | 54 | 8 | 9 | 2 | 4 | 0 | 20 | 1 | 2 | 0 | 89 | 11 | ||
総通算 | 276 | 42 | 20 | 2 | 16 | 3 | 20 | 1 | 9 | 0 | 341 | 48 |
イングランド代表 | 国際Aマッチ | |
---|---|---|
年 | 出場 | 得点 |
2020 | 5 | 0 |
2021 | 13 | 1 |
2022 | 11 | 1 |
2023 | 6 | 0 |
通算 | 35 | 2 |
# | 開催日 | 開催地 | キャップ | 対戦国 | スコア | 結果 | 大会 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1. | 2021年10月9日 | アンドラ・ラ・ベリャ、エスタディ・ナシオナル | 16 | アンドラ | 0 – 5 | 0 – 5 | 2022 FIFAワールドカップ・ヨーロッパ予選グループI |
2. | 2022年11月21日 | ライヤーン、ハリーファ国際スタジアム | 25 | イラン | 6 – 1 | 6 – 2 | 2022 FIFAワールドカップ・グループB |